リッチネイチャー

移ろい行く季節を愛でて、上質な時間に自然の贈り物


重厚な石組み、日に日にエイジングの美しさがます木質、そして本物だけをセレクトしたディテールの建築装飾が織りなすリッチモンドの建物に、季節の彩りを添えているのは丹精込めたガーデンです。
毎日手抜きせず、いつくしむ心で育て上げたお庭は、邸宅ウェディングの「おもてなしの心」をそっと支えるエッセンス。
普遍の確かさと、常に変化する柔軟性、自然に逆らわないリッチモンドのサスティナブルデザインスピリッツがここにも息づいています。

ガーデナーズコラム

March春の分岐点2007/3/18

クリストファーガーデン、サマーハウス横に植栽された1本の花木、毎年3月の半ば過ぎに薄紅色の花を開花しはじめるのはベニスモモです。その姿は一見桜と見間違うようで、よく「もう桜ですか?」と問われることが多いのです。暖冬の今年、「不都合な真実」のもと、気象庁も桜の開花予定を例年に比べ早々に予測しましたがやはり自然はどこかで上手く調整をするものだなぁと感じたものでした。お世話をし始めた5年前にはまだ花もあまり多くありませんでしたが少しづつ樹も成長し、それに伴って花数も増えてきたような気がします。
12月〜2月頃冬期の厳しさに耐える日々を続けるガーデンですが丁度この花が開花しはじめる頃スタッフがひとり、ふたりとガーデンに出てきて今年も楽しみですねぇ。と声を掛けてくれるようになります。春の花木の開花は人の心を一瞬のうちに華やぎに満たすことの出来る魔法の力を持っています。春一番のように突然にそして一瞬で通り過ぎてゆくその華やかさがたまりません。
スモモはバラ科サクラ属の植物。ベニスモモはセイヨウスモモの親となったミロバランスモモと野生のスモモの雑種と言われています。高さ七〜八メートルほどの落葉小高木。新葉から赤色を帯びるのが特徴で、秋には濃い赤紫色になります。七〜八月に熟す果実には香りがあり、食用にされます。

ゲストハウスとひとつになるここちよいお庭

クリストファー

3月に入ってすっかり春を感じる様になってきました。今年は今まであまり多用したことのなかった黄色やオレンジのラナンキュラスを入れてしばし華やかなクリストファーガーデンを演出してみました。

チャペル周り

2月に入るとチヤペルの裏側に植えたクリスマスローズの花が咲き始めます。シェイドになる地味な部分、ひっそりと清楚に春中咲く花はとても素敵です。今年はイングリッシュデイジーと組み合わせてみました。

ローゼット

今年のローゼットには白やバイオレットなど地味めな色彩をセレクトしました。少し寂しい気もしますが、テクスチャーの異なるシックな庭が春一番に変化していくのが楽しみです。


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ガーデンデザイン担当

Y'sデザイン 大村ゆかり

1958年静岡生まれ。名古屋造形芸術大学短期大学環境デザイン学科卒。22年間公園関係のスペース、および修景物デザイン・設計に携わる。2003年Y’sデザイン設立。リッチモンドをはじめとするガーデンプロデュース、個人住宅・店舗等のガーデン設計・施工。2004年浜名湖花博にて県知事賞・名誉賞を受賞。リッチモンドのガーデンは、大村を中心に9名のガーデンスタッフで運営。植物を愛する気持ちと結束力で暑さ・寒さにも負けず毎日お花と向き合っています。


バックナンバー
2007/08/19

ココア色の思い出

今年、チャペル横のセンターロードに沿って向日葵を植込むことを決めて種播きをはじめたのは6月。市場に出回る草花の苗は、近頃背丈が出るものは大抵矮性剤(わいかざい)が施され運搬に便利な形にされることが多くなっています。

2007/7/24

不思議な共演

今年リッチモンドではいくつかの不思議な共演を目にしています。写真のデルフィニウムとガーデンダリアもそのひとつ。

2007/06/18

紫陽花の頃

今年もまた紫陽花の季節がやってきました。私事ですが6月のはじめに生まれた私が一番好きな花は紫陽花です。

2007/05/13

ピオニーのこと

クリストファーガーデンに今年咲いたピオニーです。ピオニーとはシャクヤクの英名です。学名は「パエオニア」。ギリシャ神話において…

2007/4/29

愛すべき白雪芥子

クリストファーガーデンの片隅に…

フォトアルバム